放浪記 林芙美子作品集【電子書籍】[ 林芙美子 ]
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代表作「放浪記」を含む林芙美子の58編の小説随筆を網羅!
(林芙美子について) 林芙美子は、一九〇三(明治三十六)年、出生の地は山口県下関あるいは門司と言われています。
実父は宮田麻太郎、母はキクと言います。
麻太郎が認知しなかったので、芙美子は『林フミ子』として、母方の叔父の戸籍に入りました。
養父と母親といろいろな地を転々とし、十一歳の時本籍地の鹿児島に預けられた後、両親について山陽地方の木賃宿を渡り歩きました。
一九一六(大正五)年、十三歳のときに尾道市にしばらく落ち着き、翌年市立尾道小学校を二年遅れで卒業します。
その後、尾道市立高等女学校を卒業し、十九歳の時に上京します。
一九二八年(昭和三年)、二十五歳の時、長谷川時雨主宰の女人芸術誌が芙美子の詩『黍畑』を載せ、十月から翌々年十月まで二十回、自伝的小説『放浪記』を連載し、これが出世作となりました。
一九三一年十一月、パリへ一人旅しました。
また、ロンドンにも住み、三十二年六月に帰国しました。
戦後は流行作家となりますが、乱筆がたたり健康を害し、一九五一年(昭和二十六年)、六月二十六日の夜分、『主婦の友』の連載記事のため料亭を二軒回り、帰宅後に苦しみ、翌二十七日の明け方に心臓麻痺で急逝しました。
(この作品集について) この作品集には、青空文庫より以下の五十八編の作品をほぼ年代別に配列し直して収録してあります。
放浪記(初出) 新版 放浪記 蒼馬を見たり 風琴と魚の町 谷間からの手紙 清貧の書 魚の序文 落合町山川記 柿の実 泣虫小僧 朝夕 私の先生 文学的自叙伝 貸家探し 蛙 恋愛の微醺 帯広まで 着物雑考 新生の門 或る女 朝御飯 玄関の手帖 就職 濡れた葦 多摩川 秋果 婚期 河沙魚 崩浪亭主人 亀さん 美しい犬 おにおん倶楽部 狐物語 クララ 梟の大旅行 晩菊 下町 屋久島紀行 愛する人達 田舎がえり 絵本 大島行 お父さん 幸福の彼方 子供たち シベリヤの三等列車 生活 清修館挿話 小さい花 鶴の笛 瀑布 ひらめの学校 平凡な女 摩周湖紀行 ーー北海道の旅よりーー 瑪瑙盤 夜福 「リラ」の女達 淪落 (古典教養文庫について) 古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。
以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト 文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、電子書籍端末はもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、iPadなどのタブレットでの読書に最適化しました。
また索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
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