たましいの便利店【電子書籍】[ 篁 石碁 ]



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便利店とは中国語。
コンビニエンスストアの事だ。
引き籠り少年が偶然助けた少女……。
の替わりに交通事故に遭った少年、神野光人(こうと)。
四神相応の理論では、東の青龍の河を越えれば地獄の世界。
インドのガンジス川東岸は不浄の土地だった……。
東向きに寝ると立っている時に雲の中で帯電する意志が寝ると倒れてしまう。
その上昇した自分の意識が東の青龍として、三途の川向こうの彼岸へと降りてしまうなら……。
ベッドの位置を変えた光人の意識が東から西に変わった後、三途の川向こうに置いていかれた意識だけが制御出来ない未来へと導いてゆかれた悲劇となった。
彼が交通事故に遭い、集中治療室の中で心に広がってゆく世界……。
彼が嘗て漫画週刊誌を買いに行っていたコンビニエンスストア=便利店=たましいの便利店。
この物語が言いたい言葉は、ニュータイプは便利屋じゃないって事なんだ……。
好き嫌いはよくないが、それは人間の好みには当てはまらず、誰だって好き嫌いがあるんだから、全ての人に好かれようとしなくてもいいとイエスの言葉にも実際にある事は、選挙民に好かれようと愛想笑いをするのは政治家さんに任せ、本音で生きる事の難しさ。
光人と少女が遭遇した事故。
光人の知己であった楽器店の店主の持ちビルの6Fにあったピアノ教室へ向かう途中、そのビルの前のコンビニから横断歩道を渡る時に起きた。
押しボタン式の信号機。
光人が押しボタン式信号機のボタンをプッシュ連打で悪戯半分に押して、その交通の流れを自分で変えた事で遭遇した交通事故は、その信号機の先で起きた……。
尊敬するアーテイストに会う為に丁寧言葉、尊敬語。
覚える若人、英語を勉強する時、言葉の順序が大事であって、曖昧文法日本語が詩的なニュアンス、誤解もされる。
他人への誤解を白昼夢のように押し通す馬鹿らしさ。
英語の歌詞ですんなり理解し、助詞を変えると逆転する相対的な関係が誤解をさせるファクターで、絡まった感情の糸が解けるなら、詩的なテクより人を動かす言葉の力が大事だって事を、負け組だからこそ悲しみの台詞。
自分の中の悪い部分を容認しながら戦う矛盾の悲しみは、いい人なんかにわからない。
悲劇を知らない人間が喜劇であるなら、悲しい法螺では笑えない。
夢を語る同級生を否定する誰かの道とすれ違いながらも、誰かのスマホから聞こえる歌が、誰かと誰かの間にあっても、誰が描いたか分からない人間ドラマが耳に残るのかもしれない・・・・・。
デスメタルバンドが叫ぶ金属音で、他人の声を掻き散らす。
英語の歌詞を聞きながら、白昼夢でアウトプットする世界が歪みの中にあろうとも、悲しい生き方を売り物にする言葉を安売りしない。
あの世のコンビニ。
たましいが便利に解釈する夢が他人の心を侵食する時、あなたのわがままが他人の心を凌辱している事に気付くのなら、自由の意思を奪おうとする自由なんてない事を、大人になる為に少年は覚えてゆく……。
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