陽の当たる丘 第7章 春の迷宮 分冊版2【電子書籍】[ 汐見朝子 ]



04月30日 19時08分更新
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私を抱くために戻ってきた先生。
恐い、どうしよう。
立ち昇る先生の匂い、低く響く声、私を圧倒する。
万理子さんと先生のSEXの時の声に、私は心の奥底の冥く、けれど甘苦しい想いに気づく。
悪い男だと分かっていても、それでも彼が欲しいのだ。
胸の奥に鬼が棲みついてしまった。
抱き締められ、キスされ先生に着いて行ってしまう。
私は、ただただ抱かれたいのだ。
バスルームで体を洗われながらイカされ、ベッドでは自らアソコを開いて求めさせられる。
アソコに酒を注がれ啜られてたまらなくなる。
繋がったソコが火になったみたいだった。
登り詰め、めくるめくようなその瞬間、私もまた気がついた。
私の中にずっと眠っていた深い官能に火が点いた事に…!?
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