しみじみと切なかった… ショート集(コーヒーショップはほのぼのと温かく快適...



07月20日 11時12分更新
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黒木小夜子と暇人の少林寺憲子は新幹線の快適な安楽椅子にもたれて、遠路遥々東京から名古屋に向かっていた。
黒木小夜子はうとうと微睡みながら、こんなことに付き合ってくれる物好きな暇人は、憲子をおいて他にはいないだろうと思うと、傍らの少林寺憲子に有難くもかたじけないと思うのだった。
時に胸にグサッと突きささる皮肉を言われて、カチンと来ることもあるにはあったけれど…。
新幹線の中ではせっかくの自主休暇、たまには高級レストランにでも入って、優雅に美味しいお食事でもしようかと、一押しの穴場レストランなどを紹介した旅の雑誌片手に、お食事の話をそれは楽しく語り合った。
そしてやがて疲れた二人は、新幹線の快適な安楽椅子にもたれて、無為の微睡みの中に身を任せたのだった。
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