腹黒王太子の偏愛は公爵令嬢の運命を激しく蕩かす5【電子書籍】[ 鷹丘モトナリ ]



04月30日 21時01分更新
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大勢の貴族が集まるパーティーでひどい言いがかりをつけられ、婚約破棄を言い渡されたラウラ。
声を掛けてくれたのは王太子であるマルティンだった。
ラウラは助けを借りず、公爵令嬢として完璧な振る舞いをしようとするが、マルティンから耳元で囁かれ、いつもの冷静さを崩される。
親し気に話せば、貴族たちに変な噂を立てられるのは確実。
「この状況でからかうなんて…!
」 隙がなく非の打ち所がなさすぎるあまり「氷の令嬢」とまで呼ばれるラウラが、マルティンの前ではなぜか息苦しさが止まらない。
それは初めて会った時のトラウマのせいかと思っていたけれど…。
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